[No.000]

日記以上、遺書未満。

N.0689 子守唄に包まれて

 この一年が消えてしまうような特別感、どこかで胸が痛むような錯覚。言葉を綴ることが生活になって、生きることは書くことになって、日常の一部分に溶け込んで。とっても幸せなはずなのに、満たされていると感じるのに、どうしてこんなにも寂しいんだろう。書きたいことを書きたいように書いてきました。時にはお褒めいただいたり、感想をいただいたりもした。この数年間で幾らか文体は変わったけれど、根底にある価値観はいまでも変わらないまま微笑んでいる。死生観について、日常について、わたしはこれからも書き綴りたい。わたしの言葉を紡いでいたい。

 

 

 突然ですが、この記事を境目として、次項からは新たに違う場所で書いてみようと思います。この場所はシンプルで使いやすくて居心地が良かったけれど、新たな挑戦として、異なる場所を歩いてみたい。場所が変われども、書く人間は変わらないわけであって、でも、これまでとは異なる感覚が確実に存在すると思うのです。これまで読んでくれた人、本当にありがとう。今後ともよろしくお願いいたします。わたしは、ずっとわたしのままで、自分の直感を信じながら、言葉と真摯に向き合っていたい。誰が何を言おうとも、わたしはわたしの文体を、ずっと抱きしめていたいのです。いつかいなくなるその時まで、言葉と、文章と、最愛を。

 

 

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