[No.000]

日記以上、遺書未満。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

N.080 飽和、空や夢や希望でさえも

なんというか、もう滅茶苦茶に飽きてしまったと感じることがある。食べることも飲むことも見ることも読むことも、何処かへ行くことも、誰かと過ごすことも、とにかく何もかもに対してだ。辛うじて書く事には飽いていないのでこうやって文章に起こしている訳…

N.079 溝

今回は”家族”について考えていこうと思う。 家族って一体何だろうか。血縁者や夫婦関係の総称、中にはペットのことを家族だと仰る方もいる。血の繋がりも婚姻関係もない赤の他人を家族だと仰る方もいる。”家族”という概念、その解釈は人それぞれ違うと思うの…

N.078 依存症の心配り

本を読まないということは、 その人が孤独でないという証拠である 太宰治 わたしは本が好きです。活字が大好きです。文字を目で追っている時、ページを捲る指の感触や紙の擦れる音、美しい装丁、書物の厚み、その何もかもを愛しています。本があるから生きて…

N.077 帰り道の記憶と目録

ごきげんよう。 最近、休日の度に二日酔いでぶっ潰れている気がする。休日前夜にはテンションが上がってしまうのだろうか、「よし、飲みに行くか!」という気持ちになりやすい。それが一人だったり、友人とだったりするけれど、往々にして飲み過ぎる傾向にあ…

N.076 DECADENCE.

そんな薄い翼で 何処に飛んでゆけるというの 堕ちる時には悲しみの気球になる 私の小さな翳りを見つけて 悲しみの気球 / 鬼束ちひろ 産まれてきたことに意味なんてないのに、生きることに理由なんてないのにな。親が勝手に交尾して、勝手に産まれてしまった…

N.075 normophilia.

久々に、自分が考えていることを好き勝手書き綴ろうと思う。 何となく心が重い感じがする、そんなことを思いながら淡々と日々をこなしている訳だけど、逆に心が軽やかな瞬間なんてこれまであったんだろうか。規則的に来訪する日常が何をせずとも勝手に過ぎ去…

N.074 偶発的な、幸不幸

「幸せが何かも解らない僕等は 病んで病んで病んで 狂っている」 銃声 / キズ 辛い、苦しい、悲しい、寂しい、侘しい、虚しい。そんな感情たちに支配されて酷く落胆することを”病む”と表現する。どうして、わたし達は心を病んでしまうんだろうか。そこに理由…

N.073 蝶番になりたいと思っていた

「そういえば最近、誰かと一緒に寝ていないなぁ」 ふと、そんなことが頭に浮かんだ[AM 6:00]。何故そんなことを思ったのか、自分自身でもわからない。時折、自分でも理解不能な思想が流れ星のように頭の中へと漂流する。こんな感じだから、朝の時間が好きだ…