[No.000]

日記以上、遺書未満。

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

N.0297 歯車入門

「日々の中に希望が見いだせない人、いつまでも苦しんでいる人、不安に押しつぶされそうな人。様々な痛苦が渦巻いている世の中で、一体なにを目的として生きていけばいいのでしょうか。愛そうとしないから、だれからも愛されない。愛されていても、その愛に…

N.0296 小さな手

会社からの帰り道、乗換駅のホームで電車が来るのをボーっと待っていた。世の中というやつには、観光客が増えましたね。溢れんばかりの人、人、人。通勤するだけで一体何人との人間とすれ違っているのだろう。そりゃあ脳みそがパンクするわけだ、人に酔うこ…

N.0295 比較対象としての世界

「最も手っ取り早く不幸になる方法は、自分と他人とを比べること」 このブログでは何度か書いていることなんだけど、定期的に思い出して、書きたくなってしまう。 精神が鬱々としてくると、世界がとても煌びやかに見えてくる(皮肉として)。そんな光たちと…

N.0294 弾丸と憂鬱

日常の中で覚える違和感、そのままにして歩きたい。 まるで蜘蛛の巣のように張り巡らされた敏感なセンサーに逐一なにかが引っかかる。違和感を解消するために多くの時間を費やしていたら、いつの間にか11月が終わりそうになっていた。こんなこと、こんなこと…

N.0293 幻嗅とやつがれ

もう本当に、最近感覚過敏が甚だしくて、特にこの愚かな嗅覚が群を抜いて暴れまわっているのだ。 良い匂いと不快な臭い、恐らく、我々は直感的に判別していると思うのだけれど、可もなく不可もない「普通の臭い」というのは、ちょっとした神経のピリつきによ…

N.0292 敗北とスコッチ

「あらら、今日はほんとにダメだわ。」 起きた瞬間から24時間の敗北を感覚的に思い知らされるような、そんな一日ってありませんか? 雨がコンクリートを打ち付ける音で目が覚め、起き抜けの頭で静かに絶望を思考する。脳内が見事に濁っているというか、心を…

N.0291 騒がしい、あたま

もういよいよ冬の到来、吐く息が白い靄となって空に消えていく、それだけがすこしうれしい。それ以外は、もう陰鬱とした日々を繰り返していて、以前のような、一か月前のような快活さは一体どこへやら......といった塩梅でございます。いまいち体力が戻らな…

N.0290 静けさを、知る

先日、共通の知人の集まりがあり、5人で食事をしていた時の話し。 その内の一人が海外から旅行に来ている方で、食事以外のほとんどの時間をスマートフォンを使い動画撮影していた。「それどうするの?」と問いかけると、YOUTUBEにアップロードしたり、ブログ…

N.0289 自己破壊の末に

何となく身体がフワフワする、その上ものすごく眠い。職場で熱を計ったが36.5度と平熱であった。全然平気で動けたため、浮かぶ脳みそをおさえつけながら仕事を続行した。明日が休日でよかった。一日ゆっくりと寝ていましょう。関節が痛む気がするけれど気の…