[No.000]

日記以上、遺書未満。

2022-04-01から1ヶ月間の記事一覧

N.066 どうか、私のような大人には

「赤子を抱いたお話し」 先日、恩師のご自宅へお邪魔させていただいた。一年振りに会ったけれど、恩師も、旦那も、ペットのワンちゃんも、何も変わっていなかった。 揺り籠の中、心地良さそうに眠る幼子がいた。生後二か月の赤ちゃんがそこにいた。恩師のご…

N.065 夜風に整列するテールランプ

終電を逃した夜、自宅まで歩いて帰ることにした。約一時間の散歩は酔い覚ましに最適で、肌を切る夜風が季節の移ろいを感じさせる。夜道を歩いていると、景色よりも先に様々な人達が目に入ってくる。何か落し物を探しているかのように地面を見つめながらゆっ…

N.064 86,400

99人が馬鹿にしても、1人が応援してくれたら それでいいじゃねぇか 1人が笑ったくれたら、それでいいじゃねぇか 「江頭2:50」 4月からテレワークが廃止されたことによって、自由に使える時間が大幅に減ってしまった。これまで何の問題も無く出来ていたことが…

N.063 虚を突かれたウサギ

「今日を生きる」 って、すごく難しいなと最近感じています。 今日を生きるとは、即ち今この瞬間を生き抜くこと。それが充足でも充実でも構わない、自分の為に自分で行動するということなのではないかと考えている。 例えばそれが仕事であったり、料理であっ…

N.062 それでも俺たちは生きてかなきゃなんない

このままではいつか壊れてしまうんだろうな、という予感がある。壊れてしまったらどうなってしまうんだろう、という漠然とした不安がある。予期不安に過ぎないのだろうが、だとしても不安なことに変わりはないし、その締め付ける手の力を弱めてくれる訳でも…

N.061 その大鋸屑でさえ愛おしく思う

心が体育座りをしていたり、とても気持ちが落ち込んでいる時、何かをするのも億劫で、だからといって何もしないことも同じぐらい苦しくて。そんな自分自身が割と高頻度で来訪するのは、自分の心の弱さが原因でしょうか?。それともこれこそが現代社会の闇な…