[No.000]

日記以上、遺書未満。

2023-07-01から1ヶ月間の記事一覧

N.0255 魚の夢見心地

いかなる時も元気でいなさいとか馬鹿みたい。そりゃ落ち込む時だってあるでしょう、悲しい時苦しい時もあるでしょう、それが人間としてのありのままの姿です。メンタリティの強弱に生き方が左右されるばかりで、その姿は生きることに抵抗しているみたいだ。…

N.0254 落下する星空

とても暑いね。お天気アプリを確認したら、現地は最高気温38度と表示されていて驚いた。人間の体温より高いじゃん、おまけに過ぎたはずの梅雨が悪あがきでもしているかのようなムシムシ湿気が精神を削る。夏生まれなのに暑さに弱い、夏生まれだからこそ夏が…

N.0253 大人としての、

「大人ってなに?」 幼少の頃は、大人というのは果てしなく立派な存在なのだと思っていた。現在は成年年齢が引き下げられて、定義としていち早く大人になることを少年少女たちは強いられている。数字だけで見れば、生きてきた年月だけで見れば、大人と子供の…

N.0252 夜の中で霧になって

昨日もまた、叫んでいた。もちろん家の中で、もちろん一人きりで。いやぁ、久々に発狂した。上手くいかない時は何をやっても上手くいかないね。頭の中は散らかるばかりで、雑念を整えようとしても、整えることそのものに失敗して余計に取り乱す。まるで終わ…

N.0251 泡立つ心臓たち

何事も真面目に考えて、取り組んで、結果に一喜一憂して、そんなことをずっと続けてると鬱になってしまうよ。もっと柔軟に考えてみて、ってよく言われるけれど、お医者さんですらそのように言うけれど、どうすれば柔らかくなるのかがわからない。火で炙れば…

N.0251 mellow.

久し振りにお酒を飲みながらブログを書いています。何だか懐かしい気持ちになるけれど、そこまで月日は経過していなくて不思議な感覚。数日前に会ったはずの人はもう長いこと会っていない感じがするし、先月会った人は年単位で会っていない感じがする。目に…

N.0250 わたしに優しく在りたい日

身体は一番の資本であり、精神はその人を形作る上での基盤になる。理解していたつもりでいたことを再認識、思っているよりも人間はずっとずっと不器用みたいだ。限りなく無に近い中を歩いているわたし達は、その中で怒りや悲しみ、楽しさや幸福を見出してい…

N.0249 人工涙液

この時期になると普段よりも光がまぶしく感じられて体力が削られる。今年は例年よりも症状が酷くて困ってしまう。ただでさえなにもしたくない私だけれど、言葉通り何もできないわたしになってしまう。”したくない”という怠惰は、出来るけれども動かないまま…

N.0247 改札の向こう側

「誕生日は何が欲しい?」と聞かれた時に、欲しい物がなにも思いつかなくて咄嗟に「愛」と答えたわたしがいた。あなたは寸分も驚いた素振りを見せず、言葉無しにわたしの右頬に軽いキスをした。時として、言葉を発しないことで相手の心を強く打つことがある…