[No.000]

日記以上、遺書未満。

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

N.0356 いい加減がわからない

0か100かの白黒思考、完璧主義、度々陥ってはしんどくなる。心も身体もずっしり重くなるのだ。倦怠。本当の理想はその中間地点、50の灰色を受け入れられるようになればいいんだけど、カチカチに凝り固まった頭が上手く扉を開かない。どうしてこんなにも極端…

N.0355 集中の渦

当方会社勤めをしておりまして、労働時間は8時間+休憩1時間という塩梅、よくあるやつ。帰り道の電車でふと冷静になった時、よく考えると9時間ってめっちゃ長いよなぁ、となる。9時間も他人の体臭や空気感が漂うなか箱詰め状態(勝手に外出したりするけれど)…

N.0354 やがて過去は現在に

昔みたいに戻りたいと思うとき、人は何かしらのスランプに陥っている。あの頃は楽しかった、的なことではなくて、文字通りあの頃の自分自身を現在にトレースしたい。なんにも気にならなかった、細かいこと、生きてること、汚いもの、なにに対しても疑念を抱…

N.0353 夢のなかの悪魔

室内はものすごく寒いのに、全身汗びっしゃりで目が覚めた。午前2時30分、起床するには早すぎる時間、夜。一体どうなってるんだよ身体、自律神経とやらがぶっ飛んでいるんだろうか。真冬に汗だく起床、目覚めれば極寒は心身ともにグッチャグチャになるわ。堪…

N.0352 流る日々に身体をまかせて

生きておる。それはもう必死に生きているのに、生きれば生きるほどに状況が悪化していく。もう白旗をふることしかできないわたしは、一体なにをどうしてこうなった。日々の積み重ね、すべては自分のせいなのよ。正論が心臓を一刺し、後ろに引けば出血多量で…

N.0351 腕に散った花びら、

先日、お洒落な服屋さん(言い方がお洒落ではない)に足を運んだ。久しぶりに洋服を新調しようと思って、色んなお店を回ってみたのだけれど、あれ、こんなにも、胸が一切ときめかない。色、形、手触り、このどれかが圧倒的に欠けていて、欠けているものにお…

N.0350 ラフロイグ

風邪気味から無事帰還、祝うようにBARでウイスキーを流し込む。新年初BAR、随分おとなしく過ごしていました。なんだろうこの感じ、やっぱり破壊的なアルコール度数に胸が躍る。年が明けてからハイボールとかビールとか、可愛いお酒たくさん飲んできたけれど…

N.0349 自己啓発、かがみ

なんか急に自分の中にある意識、高くなる時があって普段は隅っこで大人しくしてるんやけど高くなる瞬間があって、そういう時、とりあえず本屋に駆け込み自己啓発書とやらを買い漁る。文学や哲学以外にも割と好きなのだ、自己啓発書。響きが馬鹿っぽくて好ま…

N.0348 感覚過敏

いついなくなっても、そこから消えることばかりが頭に浮かんで、人間の生存本能とやらを疑いたくなる。生きるために生きてる、そのために死に向かってる。なんだかおかしい気がするけれど、構図がスッと胸の中に溶け込んでゆく。上手く言えない、適切な言葉…

N.0347 だから知りたいと思うんだ

あなたが一体なにを考えているかなんて、あなた以外のだれにも読み取ることできない。ちょっとした表情や仕草から「もしかするとこういうこと考えてるのかしら」と予測することはできたとしても、それが寸分違わぬ事実だとは限らない。わたしたち、自分のこ…

N.0346 生きているだけで腹がへる

久々に体調を崩してしまった。ささくれ喉の痛み、垂直落下鼻水、重力強め倦怠感、風邪引き。インフルとかコロナとか、流行り病以外のナチュラルな体調不良が随分と久しぶり。そう思えば、割り合い頑丈な免疫を与えてもらったんだな、これまでの健全体に感謝…

N.0345 急かすな時刻表

駅のホーム、トゥールートゥールートゥールールー、発車のメロディが鳴る。走る人々が視界を横切る、微動だにしない、私。駆け込み乗車は間違いなく身体に悪い、それがどんな状況であれ歩みの速度は変わらない。目の前で仰々しく出発する電車、見送ればいい…

N.0344 論破はなにも生まないけれど

憎しみ以外はなにも。 みんな自分が正しいと思ってる、各々の正義がそこにはあって、だから世の中から戦争はなくならない。なんて言葉が印象に残っていてポンッと飛び出た午後模様。完全に他人、それでいて同じ人間とは思えないような人がたまにいる。違う種…

N.0343 あまりにもかがやき、現実

まわりを見渡してみると、あまりにも面白いものばかりだ現実。それを上回るかのような魅力的な電脳世界、お洒落シャレしゃれ、インフルエンサー、炎上、精神は沈下。みなさん目の前にはなにがありますか? いまわたしは銭湯にいて、大体皆さん風呂上がりで、…

N.0342 恋結び

独身者がその辺をうろちょろしていると、必ずといっていいほど「結婚はしないの?」って言葉が降ってくる。してないから独りでおるんでしょうが、心のなかでツッコミつつ感情の抑制。「いい人がおればねぇ、巡り合わせ次第」無難無難な大人の回答。「お付き…

N.0341 惑星

もうちょっと自分のやりたいことに集中して生きていたい。現代、気が散るものばかり色んな誘惑がこっちおいでと手招きしてる。ほいさほいさと身を委ねるばかりでは大切なこと、見失ってしまう。頭の片隅に追いやられた大切の欠片、声も上げずにただジッと俯…

N.0340 迷路は上から眺めれば

生きているだけで情報過多、ちょっと気を抜いただけで現実がなにも見えなくなる。つかの間の休息、深呼吸はわたしのこと救ってくれない。焦燥感ばかりが頭のなかを駆け巡り、血眼、映し出された舞台のうえで踊ってる。いつまで経っても音楽は鳴りやまなくて…

N.0339 いかなる時も冷静に

首括りウィークエンド、廃れていく世界が消える。 どんどん人が離れていくね、それはもちろん自分のせい、何もかもが変わってしまったから。楽勝で余裕を演出、その実はちょっぴり喪失、もう何がなんなのかわからんのだ。たぶんきっと、そういう時期なんだろ…

N.0338 あまいゆめ

夢に浮かんでいる鮮やかな過去に首を絞められ、ハッと目を覚ますアラームが鳴る5秒前。まだまだ窓の外は暗闇のままで、なんだかちょっぴり寂しい気分。お元気ですか? なんだかんだで生きています。失った色んな人たちと夢の中で話してた、そもそも手に入れ…

N.0337 水の中にいる

寒空なんて存在しない、それを感じるあなたの心がそこにあるだけ。皮膚。静脈のうえを孤独が走る、それはそれはものすごい早さでやがて全身を駆け巡る。寒いね、と言うとき人は少なからずナーバスになっている。温めてくれよと隠喩している。人類は遠回りが…

N.0336 涙のかたち

愛の片隅で涙ばかりを流さないで 大事にされなかったのは自分自身 緩やかに傷を抱きしめて抱いて 知らないばしょにポイと捨てられ さてさてここから歩きなさい 突然そんなこと言われましても、 どこ行きゃいいかはわからない 一縷の望みは三途に流され 途方…

N.0335 Bad days.

なんだかとても憂鬱なのは、雨が降っているからだろうか。なんて思っていたら雨はスッキリ止んでいた。ただただ単純に、気分の沈み具合だったのね。なんにもやる気になれなくて気分転換を目論みカフェにきた。いや歩いてるじゃん、はご愛嬌。なんだかんだ一…

N.0334 四の五の言わずに

大事なものがスマートフォンのなかに見当たらなくて、きっと現実のなかでわたしのこと、待ってるんだ。良いことの積み重ねで日々が好転していく、きっとその回転には悪いことの歯車も必要で、わたしはそのすべてのこと、ずっとずっと大事にしている。 目の前…

N.0333 決断力の整え方

自問自答を続けるなかで痛いほど感じるのが、「自分で決める力」が本当に大事だということ。 社会のなかに身を置いていると、自分で決められないことがたくさんある。例えば、「何時から何時まで働く」「特手の場所で働く」「スーツを着用する」などなど。し…

N.0332 さて、どこへ行くか

これは自分でも不思議なことなんだけど、わたしは見知らぬ人からよく道を聞かれる。 国内の方も、海外の方も、なんか知らんがよく道を尋ねられる。「○○にはどういけばいいですか?」「#%%'#&%'#&&%#' ?(外国語)」そして、どうしてか尋ねられた場所を知って…

N.0331 星屑の残骸

久しぶりにEvernote(クラウドメモアプリ)を開いたら、そこには数年前に書いた文章があった。コロナ渦に書いたもので、このブログをはじめる前だと思う。当時は誰に公開するわけでもなく、時折自己満足で書いていたんだけど(いまも自己満足は変わらない)…

N.0330 真っ赤なお手々

この時期になると色んなひとから指摘されるんだけど、手が真っ赤に染まる。出血ではなく、肌が赤くなる。「どうしたの?」「大丈夫?」「痛そう......」などなど心配の声をいただくのだけれど、これがまったくなにも痛くないのだ。掴む、繋ぐ、触れる、離す…

N.0329 とても綺麗な並び言葉

いつから自分が綺麗だなんて思い込んでいたんだろう。世界は穢いだなんて決めつけていたんだろう。衛生観念は人によって異なるものだけど、何事も過度になるのはよくないもので、気が付いたときには自分の観念がねじ曲がっていた。 年末年始になって痛感する…

N.0328 かけがえのない孤独たち

「初めの一歩を踏み出します。次の一歩も。決してあまり先を見たり、あるいはずっと後ろまで振り返って見てもいけません。生きるということは突き詰めれば食べて寝て、そして自分なりに何とか時間を潰すことでしかないのです。私たちが真に求めるべきことは…

N.0327 帰れないままの子供たち

「自分を壊そうとしないでほしい」 斜影 / 眩暈SIREN これまでの道のりは何ひとつ間違っていなかった。そんな優しい言葉、自分自身に力強く投げつけたい。幾つもの罪を踏み潰して歩いてきた。生きてきたことすべてが正しかった。そのなかでこれ以上のなにを…