[No.000]

日記以上、遺書未満。

2024-07-01から1ヶ月間の記事一覧

N.0510 数々の温もり

部屋のなかを見渡した時、頂いた物がたくさんあることに気が付いた。筆記用具、ハンカチ、ロックグラス、装飾品、色んな頂き物に生活を助けられてわたしは今日を生きている。昔から物持ちがよろしい人間であった為、もうかれこれ長い付き合いの物が多い。十…

N.0509 アルコホリック

毎日のように酒を飲み続けることで明らかに身体への弊害が発生している。最早飲酒は習慣となっていて、気がつけば片手にはストロングが握られている。馬鹿だなぁ、と思いながらも脳が強く求める反応を薙ぎ払うことが出来ない。自分でも愚かだと思う、習慣に…

N.0508 頭のなかの雑音

休日、友人への贈り物を買いに繫華街へと出向いた。降り注ぐ日差し、溢れんばかりの日光が夏の恐ろしさを思い出させる。冬になるとすっかり忘れてしまうこの感じ、だから夏の思い出がほとんど生まれないのだ。夏は外にいるだけで精神が削られるから、家で大…

N.0507 懐中時計

自分自身に余裕を持つことができなければ、誰かに優しさを配ることは難しい。自分が満たされていない時には、誰かを深く見つめることは叶わない。余裕、この優美な概念を分解してみると、「時間」「金銭」「人間関係」の三つが姿を現す。 余裕のある人生を歩…

N.0506 限りある心臓

調子が良くても悪くても、一先ず決められたことを淡々とこなしていく。どうしても苦しい時は仕方がないけれど、潰れてしまわないように最低限のことはやっていたい。人生とは生活の積み重ねで、生活とは幾つもの一瞬が合わさったものだと思う。どうして生き…