[No.000]

日記以上、遺書未満。

N.022 人生の損益分岐点

 

 ごきげんよう、一段と暑い日々が続いておりますがいかがお過ごしでしょうか?わたしは汗にまみれております。…少し表現が汚らしかったかしら、より丁寧に言えば、わたしは全身に汗を纏っております。暑さに弱く、寒さには幾分強い性質でして、わたしにとって夏は生活の全てが地獄と化するのです。単純に体温が高いらしく、隣に座っていても暑いと邪険にされ、共寝しようものなら本当に嫌な顔をされたりもする。近くにいるだけで暑いらしいのです。新陳代謝が良いのかしら、だから身体に脂肪が定着し辛いのだろうか。故に冬は重宝されやすい。猫と寝ると温かくて心地良いといった話をよく耳にしますが、それよりも効率が良い暖房装置=体温が高い人間はいかがでしょうか?なんて冗談はさておいて、猛暑に体温を侵されながらも、日々を生きている所存です。

 

 まだまだ汗の話しは続きます。衣服を着た状態で汗をかくことが、とても苦手且つ不快に思います。これに同感を抱く方は多いのではないでしょうか。衣服が肌に纏わりつく感触が何とも言えない不快感を湧き起こす。室内は常に冷房を効かせているのですが、それでも暑い→そして汗が吹き出る。もう訳が分からない。しかしながら、ジムでのトレーニングで汗をかくことに関してはとても好ましく思っています。何故かというと、気持ちがスッキリとするからです。そして、その後すぐに風呂に入ることが出来る。わたしは何よりも風呂が好きです。可能な限り毎日湯舟に浸かります。温泉にも足を運びます。サウナにも入ります。なんていうんだろう、心の中にある余計な邪念が、頭の中にある無駄な思考が、汗腺を通過して汗となり全て排水溝へと流れ出る感じがするんですよね。日本人で良かったと、心から思える瞬間です。風呂上がりはしばらく汗が止みません。あれ、ちゃんとタオルで拭いたっけ?と思うぐらいに数分後には全身の毛穴から汗が吹き出しています。大丈夫、その時に身体を流れる汗は臭くないハズですから。汗が落ち着くと晩御飯を食べます。最近は熱々の赤出汁にハマっていて、ほぼ毎日食卓に並んでいます。ご飯を食べ終わる頃にはまた全身を熱気が包み込む、汗が額を流れ落ちる。味噌汁のCMに出演したら中々に良い感じの仕上りになると思うので、企業さん仕事依頼待っています。その後はお待ちかねのアルコール。一日の終わりに飲むアルコールは、「これこそが人生だ」という味がします。しかし、アルコールは血行を良くする効果があるので、ここでも汗の気配がざわめきだします。汗ばみながらの晩酌も、それはそれで風情があり良いのかもしれない。

 

 ちなみに、本来汗は99%が水分でほぼ無臭です。蒸発しやすくサラサラとしています。それは汗腺が正常に機能していればの話しであって、普段から汗をかく習慣が無い人は汗腺の機能が衰えます。そうすると、汗に老廃物が含まれてしまう為、においの強い汗に変化してしまうそうです。街中で汗臭い人を見つけた時には、対象人物は汗腺が衰えているんだと考える。そして体型を確認すると、多くの場合が瘦せ型または肥満体型の両極端なことが多い。標準体型のように見えても、腹回りに脂肪が付いている場合もあります。要するに運動不足ですね。一概には言えないけれど、大抵の場合、ひどい汗臭さや体臭というのは、自己管理能力の欠如であると私は考えています。加齢臭に関しても、緩和させる方法はいくらでもある。知ろうとしない、それを実行しないだけです。[運動/食生活/水分摂取量/入浴/デンタルケア/洗濯]これらをある程度適切に実践すれば、当人から不快臭を消しさることが出来ると思います。

 

気がつけば、汗に関する記事を書き認めていた。

不適切な自身への甘えが不快な臭いを生み出すのです。

 

明日は温泉にでも行こうかな、

昼間から、露天風呂で、ボーっとしたい