[No.000]

日記以上、遺書未満。

N.0427 どうかその時は一突きで

知らず知らずのうちに誰かのことを傷つけていること、あるんだろうなと思う今日この頃。良かれと思ってやったことが全くよろしくなかったり、ふとした一言が刃物になってしまったり、相手を抉ったことに気づかないまま「じゃあね」と一言通り過ぎる。後から…

N.0426 日日是日常

自分の直感に従い生きるようになって早一か月が過ぎた。たった三十日程度なのに、日常がてんこ盛りで驚きを隠せない。これまでの自分では考えられないほど、たくさんの人に会って、お話しして、人の温もりを再認識することができた。なんか皆、優しいんであ…

N.0425 緩やかな薄闇

薄闇のなかを歩いている。そう思っているのは自分だけで、本当は快晴の朝、夕暮れ時、いつでもどんな場所だって歩く事が可能だった。この暗さを選んでいるのは自分自身、それなのにどうして「なにも見えない」だなんて言うのだろう。すべてはあなた次第だっ…

N.0424 ミラーニューロン

どれだけ行いが善い人であっても、ふとした瞬間に罪の芽が垣間見えることがある。人間の誰しもが善人ではない、なんてことわかってる。完璧など有り得ないのだ。そうわかっていても、その瞬間には驚きを隠すことが難しい。例えば、困っている人がいるのに見…

N.0423 海の中に浮かぶ

久しぶりに二日酔いである。昨日はそこまで量を飲んでいないのに、見事な迄に惨敗。頭が痛くて気持ち悪くて、夕方頃まで動けなかった。以前なら二日酔いは慣れっこで、「こんな一日も悪くない」なんて思えていたけれど、今この瞬間、二日酔いで消えた一日が…

N.0422 花を見ること

仕事終わり、気心の知れた間柄の三人で花見をした。ちょうど会社から歩いてすぐの場所に染井吉野が咲いている公園があり、各々が飲み食いしたいものを持ち寄った。コンビニで約1200円の買い物、アサヒスーパードライ、レモンチューハイ、おつまみ、駄菓子。…

N.0421 在りたいわたしのつくり方

「俺はキムタクにはなれないが、キムタクも俺になることはできない」なんて軽快な一文をネット上で見かけた。クスっとなるようなジョーク、それと共に「なるほど」と考えさせられる部分があった。 わたしはなにかと憧れやすい性質で、これまでの人生ずっと誰…