[No.000]

日記以上、遺書未満。

N.012 過去に在る畏怖を抱く

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 もう使用していないPCを破棄するにあたってデータ整理をしていました。懐かしい画像がたくさん発掘されたのでその一部を投稿します。拙いながらも文章を書く楽しみを覚え、試行錯誤を繰り返しながら画像を作っていた。古いものは5年ほど前になるでしょうか。希死念慮の含有量は変わらずとも、失望と絶望が渦巻いた特有の暗さを身に纏っていた、当時を振り返るとそのように思います。当時は酒とタバコと小説と女の甘さだけが自身の存在理由で、その他のことはどうだってよかった。過去を振り返れば振り返るほどに、頬が赤くなりますね。いわゆる黒歴史と呼ばれるものでしょうか?いいえ、私は過去を黒く塗りつぶすつもりはございません。現在は過去の延長線上にある、そして未来は現在の延長線上に作られます。その一瞬の出来事は点として完結してしまうかもしれないけれど、点と点で繋がり合い、一本の線として存在している。そんな漠然としたイメージを持ち合わせているので、わたしは私のすべての過去を肯定したい。「よく頑張って生きましたね。大丈夫、今に至るまで君は文章を書き続けているよ。」そんな言葉を過去の自分に伝えてあげたいものです。

 

 私の長所は自分を褒めることに長けていることだと思います。我ながら自画自賛の天才。一人で撮影した動画を一人で見返しながらニヤけ顔でウイスキーを啜ったりしている。自分が好いと思う文章、作品を創りたい。自分を愛していない人間は創作などしようとは思わないんじゃないでしょうか。興味が無い人間からすれば、わたしの創作物なんてただの恥さらしに過ぎない。世俗的な定義で言ってしまえば、日々黒歴史を更新している訳です。しかし、そんな中でも一人か二人ぐらいからは賞賛のお言葉をいただける。それだけで私は救われます。伸び伸びと意欲的に生きていくことが出来る。そんな一人遊びを、これからも続けていくつもりでございます。たくさんの点を生み出し、線として繋げる。いつかその線があなたと繋がった時には、どうか可愛がってあげて下さいね。