[No.000]

日記以上、遺書未満。

N.0405 解放の予感

 

最近、生きることに対する考え方が大きく変わってきました。

 

憂鬱ややるせ無さはいつまで経っても消えないけれど、それでも自分にできることがたくさんあって、それが誰かのためになるかもしれなくて、その誰かのためが巡り巡って自分のためなのであって、

 

ウダウダ言いながら酒に酔って地面にへばりついてる場合じゃないよなぁって。未来は未知で何にもこれっぽっちもわからないけど、一先ずいまこの瞬間に集中してみよう。もう少し自分を愛してみよう。

 

「友人への書記」

 

 結局大事なのは物でもお金でも仕事でもなくて、人との繋がりが全てなのであった。他はすべてオマケみたいなもので、他者を通してのみ自分を知ることができる。世界がわたしを勝手に評価している、総合的な評価として「○○な人」ということになっている。本当は全然そんなことない、ただ弱い人間なのだけれども。それをしっかりとわかっている人、知ってくれている人のことを大事にしながら生きていたいね。失ったものばかりを嘆くよりも、手にある温もりを数える方が、頭にも心にも優しいんだもの。過去は消えて見えないもの、未来は不可思議で見えないもの、辛うじて現在だけを眺める視力が、まだわたしたちには残っていたではないか。誰かのために生きることが、自分のためになる。そんな人生を歩むことができたなら、自分のこともう少しだけ愛せた気がする。いまからでも遅くない、今日からでも遅くないのよ。わたしはあなた、あなたはわたし、ずっとどこまでも繋がっている。燃えない限りは、燃やしてしまわない限りはね。